先週の金曜日と土曜日(3/26&27)に東久留米市の体育館で行われたJFA主催のユース・チャンピオンシップ・男子ジュニア決勝のビデオ・アップ。
壁にルーフ(天井部分)はあるものの、全体的に傾斜がなく、かつパターン壁なのでルートのセットはさぞ難しかったのでは。
さてビデオにもある男子3カテゴリー(ユースB、ユースA、ジュニア)共通の決勝ルート。別にセッターを「褒めゴロし」(ニャッ)するつもりはないですが、なかなかの名ルートだったと個人的感情(?)抜きで思います。
クライミング、特にリード(種目としてはディフィカルティ)競技では、事前のルートの読みとムーブの組み立て、実際のクライミング時のそれらの修正、各ムーブをこなしていくための技術と体力(筋力&持久力)、安全確保のためにロープをカラビナに通すクリップや腕のシェイクを含んだレスティングの仕方、そして最後には肉体的な力をコントロールする精神力(もちろんここには登る自分とそれを見つめるもう一人の自分との心の中でのやり取りも含まれる)等々、もろもろの要素を含んだ総合力がためされるのでは。
大会の決勝ルートを登る選手たちのビデオを見ていて、それら要求される様々なクライミングに必要な能力の充実度差が如実に出ていたように感じました。ルートによっては、その場の勢いで登られてしまうような蓋然性、偶発性の高いものがあるなかで、今回の決勝ルートはクライミングの総合力が試されたルート。現時点での18才以下のユース・クライマーの実力差がうまく出た、繁栄されていた、それを可能にしたルートだったのでは。
ブログのネタとして、いろんなテーマを見つけた今回のコンペ。さしあたりは以上。先ずは見て、そして登れ!!
管理人2号