面白いものには理由がある


 上のビデオは、4月29日にPUMP2号店で行われた第2回ジャパンユースカップで、同ルートで競ったジュニアとユースAの決勝進出者計8選手のパフォーマンス。5.12後半から5.13cぐらいまでのルートを5本連続して登るのを日々のトレーニングとし、”無限の持久力”とあだ名される優勝したHIGUCHI君、あっぱれ。
 さてクライミングという大きな枠の中での一分野でしか過ぎないスポーツ・クライミング。そして、そのスポーツ・クライミングの中でのまたまた一分野でしかないコンペ・クライミングですが、その中で求められるのは”身体能力”、”技術力”、”精神力”の三本柱。この三位一体の結果が、例えばコンペの結果に繋がってくるはず。でも、この結果とは、相対的な”全体の中での順位”だけではなく、個人レベルで”ルートのどこまで登れたか”でもあるとは思います。もちろんコンペを勝負事ととらえたら、そこにはプラス・アルファで”時の運”(例えば人為的に設定されているルートとクライマーの相性)なんていう要素も絡んでくるのでしょうが。
 いずれにしても”身体能力”、”技術力”、”精神力”、そして”時の運”の総和という視点から見たら、やはり今回の Youth Cup の結果も、至極当然のものだったのでは。
 話変わって3月下旬にあったJAFユース・チャンピオンシップの時、ビデオを撮っていた管理人2号のとなりに偶然いた女性、実はクライマーでもなく参加者の家族友人でもなく、全くの部外者。なんか浮いたような存在に首を傾げていたところ、コンペのことを尋ねて来たのをきっかけに話を進めると、なんと漫画家。クライミングをしている女の子を主人公にした漫画の話が来たので、取材に歩いているとのこと。で、その人の口からでたのは「盛り上がりがなく、面白くない」とのコメント。もちろん盛り上がりに欠けていたのにはいろいろな原因がありますが、私も全く同感でした。
 で今回のジャパンユースカップ、国民の休日にもなぜか仕事をしている管理人2号は見に行くことができませんでしたが、応援兼ビデオ撮影(兼アッシー)で行った管理人1号も、またまた偶然にこの漫画家の方と言葉を交わす機会があったようです。で、この時のコメントは「一緒に見に来ると言っていた編集者に面白くないからと同行を思いとどまらせたのが残念なくらい、面白かった」だったそうです。
 もちろん競技会である以上、先ずは参加選手が満足できるクオリティーでなくてはならないのですが、どんなスポーツでも見て楽しむ人がいます。クライミングやコンペのことをよく知らない人が「面白い」と感じたコンペ、やっぱり面白かったのでしょう。それは一重に、大会主催者側の熱意、やる気にあるのでは。単純に面白いものにしようと”皆が集まって知恵を絞った”という点にあるのでしょう。もちろん観戦者にも楽しんで貰おうと、ショー的雰囲気を醸し出そうと演出したあまりに、やけに暗くてビデオの映りが悪かったり、選手がホールドがよく見えなかったりもしたようですが。また基本的にはスポーツだし、目のよくない年寄りのためにはできるだけ明るくして欲しいと言うのが、ついでの個人的なコメントですが。
 今回の参加者数、盛り上がりなどを考慮し、早くも来年は2日間での開催にするなどの噂もあります。やはり個人の意気込みが、(半)公を乗り越える面白いものになることを、今から期待しています。
管理人2号

P.D. 下はフランスのあるコンペの様子。

by manabuyuko | 2010-05-06 10:11 | クライミング
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