すっかり岡山贔屓になってしまった私たち、またもや岡山は備中の岩場に行ってきました。1月6日、1日だけ学校へ行ったD-man君、なんとまたまた4日分の宿題を頂いてきたのでありました。ありがたや~ありがたや~!?☆◎、生徒いじめとしか思えないこの宿題、内容はただノートを埋めるだけのようなもの、出せばええっちゅうもんでもないと思いますが。で、いつものように週末は必ず出かけるD-man一家、D-manはひたすら(でもないか、けっこうゆっくり、音楽でも聴きながら…)鉛筆を握りしめ、"よぼよぼ"は車の中に布団を積み込み、私はご飯の準備やらで慌しく金曜日の夕方を過ごし、大雪注意報なんぞが西日本一帯に出ているのに気にもせず、7時に駒ヶ根を出発。今回は道を間違えることも無く、1時半、用瀬小屋前の駐車場に到着。
さて、たった3日しか空けずに片道550キロの備中にまたやってきた理由は、と言うと、それはD-manの『門前払い13b/c』のR.P.のほかにはありません。年末年始の最後の頃は精神的に下降線をたどっていて、これはいったん冷却期間を置いた方がいいな、と思っていたんですが、この3連休が終わってしまうと"よぼよぼ"も週休1日になってしまう為、この最後の3連休にどこに行こうかと言う話になった時、D-manがそんなに乗り気ではなさそうでしたがボソッと『備中でもいいよ…』と言ったのを親2人が聞き逃すはずは無く、即座に決定!たしかに片道550キロは近くはないし、高速代やら軽油代やらお金もかかりますが、一旦行ってしまうと地元の人は寒いといってますが私たちにとってはたいしたことのない寒さ、おまけにアプローチはほぼゼロ、ルートはわんさか。これからも金曜日の夜にD-manと私が2人で車で行って、"よぼよぼ"は土曜日の仕事の後、バス+新幹線で合流なんてことも真剣に考えたくらい。実際にいるんですよ~、そういう熱い人達が~。天晴れ!
…というわけで初日の7日、『門前払い』再チャレンジの始まり~。前回、初めに考えた核心のムーブがだんだん出来なくなってしまった為に、そのムーブを変えることにする。皆がヒョイと左手で一発で取ってしまうところ、D-manには少しリーチ不足。しかし今回、1日目の1回目のトライでなんとかその部分のムーブを独自で解決し、終了点まで抜けていくことができたんです。この日の3回目のトライでは初めて下から続けて核心を越えることが出来たけど、やはり力がなくなってきたら辛くなる上部の第2の核心で落ちてしまった。翌8日は、またもや上部でフォール。クリップがきつくて、それだけで力がなくなってしまうようだった。…でA東さんに相談すると、『みんなそこで何回か落ちるんや。そやからそこのクリップはとばすんやぁ~、僕も登れた時はとばしたでぇ~』。D-man『クリップとばして落ちたことは?』と聞き返すと軽く、『あるよ。でも大丈夫。』とあっさりした答えが。もう1人、2期生さんも上部が同じ『棲龍門』というルートを登った時はとばしたそうな。しかしD-manの性格上、彼にはとばす事はできないでしょう…。