日曜日はお隣・山梨県の芦安でコンペがあった。このコンペは、合併して『南アルプス市』になる前の芦安村が、10年前にピラミッドの人口壁を造ったのを記念して始めたコンペで、なんと今回が10回目。こんなに続いているコンペも今ではめずらしく、今でこそ、地元のわきあいあい・ローカルコンペという感じだが、かつては、M垣K太君なんかが出場して、優勝していたという、老舗(?)のコンペである。
さてさて、D-man、去年はミドルクラスに出て優勝したので、今年はエキスパートクラスにエントリーした。エキスパートクラスの出場者は7人、予選は11b/cという感じで4人が完登。決勝ルートは、きっとセッターの思いは、…使いづらい横クラックに”ジャミング”して次のホールドをとりに行く…って言うのじゃなかったのかなぁ。そのジャミングができたのは2位になったK林さんだけ。D-manを含め後の3人は外傾した横クラックとあまいカンテをどうもうまく使えずに撫で回していたが、そのうちD-manは隣のパネルの丸いポケット・パターンに気がつき、それを使ってレストしそして再び横クラックは無視してあまいカンテの角をパーミングで押さえて次のホールドを取りに行くというムーブでその部分を突破。そして最後のふくらみを越えるところも、体の小ささをうまく利用して足を上げてしまい、1番手のK林さんが落ちたところを通過した。終了点の少し手前の遠いホールドも、これまた足をうまく上げて処理した。そして完登。完登1名でD-manの優勝!
コンペの後はお決まりの『疲れた~』を連発。実際、決勝ルートでは結構、力を使ったと思う。D-manは車の中で、インスタント味噌汁を2杯飲んでドラ焼きとチョコレートパンを食べて(変な組み合わせだなぁ)ご休憩。『よぼよぼ』『ぼよぼよ』はコンペルートを登らせてもらう。いつも思うんだけど、コンペが終わったらさっさと帰っちゃう人が多いよね。この日も残ったのは5人くらい。けど、まあ他に用事があるのならしかたないけど、自分が落ちたルートをもう一回トライしてみようと思わないのかな?…特に若者よ(含・D-man、今日はまあ許してあげるけどね)そしたらきっと、もっとうまくなるよ。
ぼよぼよ