多様性、柔軟性の重要性
 ユースA、セミ・ファイナルのルート、下半分の垂壁からルーフの右下のコーナーを横這いし、また左の壁に出て行くという、スポーティではないネチネチ系のルートだったようですね。外岩風、マルチ(多様)なクライミングをしてないと、登りにくく感じてしまうやつとも言えるのでは。

a0079878_1641294.jpg D-manが落ちた部分は、左写真でクライマーが今まさに左手で掴もうとしているホールドから、写真右隅の緑のホールドを取る部分。左手ホールドを取った後に、先ず右足と左足を踏みかえて、右足を右上にある小さなスタンスに乗せる。次に左腕をひねるようにして左肩を返しながらネチネチと右の青い垂壁のほうに体をくっ付けて行きながら右手を伸ばすのがよかったのでは。特にリーチのない人は。右足が今あるホールドのままでは、右手ホールドが取れた時に、きっと体は、”傾きかけた十字架”のようになっていることでしょう。事実はそのとおり。などと言っても、まさに”後の祭り”。なかには左手を取った時に「ウッ(やばい)」と思い、咄嗟に左手と右手を入れ替え、右足のホールドに完全に乗り込んであたかも垂壁を登るかのように、体にモーメントを感じることなしに右手ホールドを取ったクライマーもいたようです。意外とこちらが正解(セッターの考えた)ムーブだったりして。

 もちろん一応コンペなどで難易度の低いルートのほうが登れる、オンサイトできるクライマーが多いはず。でも実は難易度の他に、ルートのタイプもオンサイトするクライマーに影響するのが事実でしょうね。例えば今回のワールド・ユース、ジュニアの予選2本目、下部薄被りの壁から上部カンテを登るルートでは完登者は5人だったのに、単純なグレード上では難しいはずのセミ・ファイナルのルートでは完登者が10人。まさかセミ・ファイナルのほうが結果的に簡単になってしまったというよりも、そのルートが正面のメインの壁にひかれた”素直な”ルートだったからだと思えるのですが。これに対して、ユースAのこのルート、少々癖のあるルート。決勝に残るためには、単純な力以外にも、いろいろな形状の、いろいろなタイプのクライミングができることが必要だったのでは。それに、そのほうが実際にいろいろなことこに行ってクライミングできるしな。


 大会の写真、公式HP以外にも、下のHPにあります。
 ・大会1日目パレード
 ・大会1日目予選1本目
 ・大会2日目予選2本目
 ・大会3日目準決勝
by manabuyuko | 2009-08-30 17:00 | クライミング
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