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登山家の名言
「嘘や偽りだらけの世の中で、これほど真実と向き合える世界はないだろう。正しいものはあくまでも正しいし、間違っているものはあくまでも間違っているのである」伊藤達夫
  いつどこで彼が言った言葉かはわかりませんが、まあ山岳雑誌のインタビューかなんかの中での発言だったのでしょう。ある人が集めた”登山家の名言”の中に入っているのを偶然見つけました。すでにあれから一年経ちますが、折りも折、偶然『アイガー北壁』という映画をインターネットで手に入れて見てみると、吹替えなしで台詞はドイツ語(字幕はスペイン語)。はるか昔、某大学の教養課程のドイツ語試験で堅実に勉強していた彼の横に座ってカンニング(もちろん彼の協力あり)させて頂き、無事進級できたことを、フッと思い出しました。だからかでもないですが、映画を見ていても相変わらずドイツ語は分かりません。もちろん”ザイル”と”カラビナ”は、ちゃんと聞き取れましたが。
 さて確かに世の中は嘘や偽りだらけですが、正しいものと間違っているものを峻別することも実は難しくて、結局真実とは残された結果にしか過ぎないような気にさせられたのが、映画を観終わり彼の遭難を思い起こしての感想です。なんかよくわかりませんが。まあどんなかたちであれ、最後まで戦い抜くしか道はありません。さてもう少し頑張りますか。
管理人2号

by manabuyuko | 2010-04-27 20:47 | 日常&雑
自然に犬の居る風景
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 ボロボロの肩で去年のワールド・カップ(リード競技)・シーズンを終えたパチッ、年末に外科手術。年明けて、徐々にリハビリを開始して我慢の2ヵ月。そして2月も終わる頃クライミング&トレーニングを再開して、ついに8b(5.13d)をオンサイトする状態にまでこぎつけたようです。場所は、スペイン北辺のカンタブリア自治州(と言ってもカンタブリア県のみ。一県、一自治州とはスペインらしい?)にある岩場Ramales de la Victoria。復帰後は、肩への負担を気にしてか、あまり傾斜のないこの壁によく来ていたようです。ついでに同じ岩場で55~60mはありそうなルートの開拓にも取り組んでいるようです。上左写真は、パチッの開拓に付き合う犬?
 さて同じバスク人のイーケル。1月下旬にクリス・シャーマの9a+のルート"Demencia Senil"を第2登後、3月下旬にはやはりマルガレッフの岩場で"Victimas Pérez"9aを登り、先週末には地元バルツォーラの岩場でパチッ初登の9aのルート"Il Domani"を7年ぶりに第2登。最初の2本は彼の得意とするポケット主体のルート。でもこの最後の"Il Domani"(イタリア語で「明日/将来」)はムーブ総数70手におよぶ持久系のルート。強いクライマーは結局は何でもOK。しかり彼イーケル、スポーツ・クライミングはこれが今シーズン最後で、明日からはマルチの世界に行くそうです。
 右の写真はイーケルのパートナー?やはり彼らは基本的には遊牧、または狩猟民族なのか、あちらのクライマーたち、よく犬を連れています。か単に、犬がまだ自由に歩ける空間があちらにはある?彼らのパフォーマンスよりも、なぜか犬が気になります。
管理人2号

by manabuyuko | 2010-04-21 18:39 | クライミング
春の雪
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2010年4月17日朝6時半撮影。

 ゲッ、駐車場の桜散った後なのに。もちろん少し標高の高いところは満開。桜の花と雪、写真になるなー。アッ、それより仕事にどうやって行こう?もちろんスタッドレスなんか外したし。う~ン、あと一時間で雨になってくれたら…。
管理人2号

追記:この季節外れの雪、正午にはすでに市街地から消滅。今年の桜より散り際よし。
by manabuyuko | 2010-04-17 06:59 | 日常&雑
『4月の魚』、何事にも巾が必要。
 『コンペの世界に復帰』という記事もあったけど、申込期限が過ぎた今もシャボッの名前は参加者名簿(les inscrits)の中になし。まあ直前に気が変わったか、それとも記事の日付けが日付け(4月1日)だったから、こりゃ、Un poisson d'avril だったのかな。このフランス語 Poisson d'avril(ポアソン・ダブリル)は直訳すると『4月の魚』で、いわゆるエイプリルフールのこと。なんでそんな言い方をするかは、いろいろな説があるようです。
 まあいずれにしても、リード・フランス・カップ、あのトゥリブ親子(親父-J.B. Tribout-48才、上の息子-Alexandre-15才、下の息子-Adrien-14才)がそろって出ることに象徴される”老いも若きも”参加する大会だから、なんと総参加者数は420人。それだけの参加者を収容し、競技ができる施設はもちろん、そんな大規模の大会を運営できるメンバー(会員340名)がいるクライミング・クラブ(日本風にいうと山岳会)の存在なしには、考えられません。日本では全国規模の大会でも、例えばビレーヤーを集めるのにも四苦八苦しているようですが、トホホ。
 まあ日本も国体絡みで公共施設の中にクライミング・ウォールが作られることもあるようですが、これだけでは底辺の拡大、愛好者の増加はなかなか望めないでしょうね。もっと”幅広い”壁が欲しいものです。国体の壁を乗り越えないと。
管理人2号

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by manabuyuko | 2010-04-15 16:38 | クライミング
オット・ア・ア・オット・アンニ
 "8a a 8 anni"はイタリア語の早口言葉でなくて、『8才で、8a(5.13b)』という意味。イタリアの8才の子 Tito Traversa が、生ハムで有名なアオスタの谷で8aのルートを登ったようですが、元をただせば人間はサル。サルなら老ザルだって小ザルだって登ります。なんの不思議もありません。年齢を問わず楽しめるのがクライミングです、ハイ。ちなみに登ったルート名は Faith(信頼、信用、信仰、信念)、なんも関係ないけど、フ~ン。
管理人2号

by manabuyuko | 2010-04-07 21:25 | クライミング
COUPE DE FRANCE DE DIFFICULTE 2010 à Arnas

 上は、4月17日と18日にリオン近郊のアルナスで行われるフランス・カップ(リード競技)のプロモーション・ビデオ。『参加に関心のある少年が勉強していると見せかけてインターネットで情報を入手して会場に行ってみると、そのスケールに開いた口がふさがらなくなって、”まだ時間があるぞ”とばかりにトレーニングに励んでダウンする』、なんていう構成。こちらこそ、開いた口がふさがらなくなります。いろんな意味で。
 このフランス・カップ、年に1回のリード・ジャッパン・カップとは違います。1年に4~5回はあるようで、その違いは開催回数だけではなく、カテゴリー数。日本で言うアンダーユースB(13才以下)、ユースB(14/15才)、ユースA(16/17才以下)、ジュニア(18/19才以下)、オ―プン(いわゆる大人)、ベテラン(いわゆる年を取った人)。まあユースの大会と大人の大会を同時開催するようなものかな。もちろんユースだけの大会も何回か行われるようですが。おまけにそれぞれのカテゴリーのために準備されるルート数。13才以下といわゆる年を取った人には予選3本と決勝1本(これなら高い参加費払って1本目のルートの最初のクイックドローにクリップする前にズルッと落ちても、まだ2本登れるぞ!!)。他のカテゴリーも予選2本、準決勝1本、決勝1本。(少なくとも予選で2本は登られる)。まあ施設・壁の規模が違いますからな。
 このようなあちらの施設、大会の規模には毎回驚かされるから、まあ何も目新しいことではないけど、今回の大会で気になるのは、あのアレックス・シャボッの参加表明(ただし現時点では参加者リストの中に彼の名前なし)。例えばリード・ワールド・カップで21回表彰台の真ん中に立って、2001年~2003年までは3年連続して年間優勝者に輝いた彼が、数年のブランクの末にコンペの世界に戻ってくるようで、その第一戦が今回のフランス・カップとなる模様。7月からのリード・ワールド・カップにも参加するようですが、FFME(フランス登山登攀連盟)と拗れてたから、多分ルクセンブルグの選手として?競技以外での分野でクライミングというパフォーマンスを展開していた彼、どんな登りを見せてくれるのでしょう。
管理人2号

by manabuyuko | 2010-04-05 11:31 | クライミング
姪の結婚式
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…で大阪に日帰り新幹線の旅Withビール。
20年前、慣れない幼稚園での様子を見に行った私の手をギュッと握りしめてくれたこと、覚えてるかな?
写真の和服姿は新婦の母親であるMy妹。母親ではない私も終盤ではホロリ。やられました。
こってり大阪は、路上タコ焼き屋、エスカレーターは左側を空ける、周りは全員関西弁、と、久しぶりに言葉の通じる外国でした。いや〜旅は楽しい。

お土産は箱寿司となぜか赤福。
by manabuyuko | 2010-04-04 19:18
勉強会、しょの1:ルールはいかなる時も大切
 先日のJFAユースチャンピオンシップで黒テープが張られた部分(デマケーション:触れても良いが使用してはならない部分)の意味がわかっていなかった選手もいたようだけど、突然審判員に競技中止を言い渡されて燃え切らないうちに降ろされるのも癪だから、しっかりルールも勉強して置きましょう。

 さて男子ジュニア決勝で3位と4位の選手がルーフ先端のクイックドローにクリップせずに進んでしまったケースに絡んで、ちょっと勉強しましょう。先ずは国際クライミング競技会ルールブックなるものをダンウンロード。そして当該選手自らが言っていた「クリップをやろうとわざわざ戻ったことが間違い」が、ルールに照らし合わせて正しいかどうか考えてみるために、成績判定に関係した条項を辿って行くと…。以下、太文字はルールブックからの抜粋。ただし注(22)は英文のオリジナルにはない、日本語での補足説明。

質問①:何が成績?

競技ルール4. 7 成績判定
4. 7. 1 後の4.10 の規定に基づき、墜落やIFSC ジャッジの指示によって選手がクライミングを中止したら、チーフ・ルートセッターによって規定されたルートライン上の保持またはタッチされた最高遠点のホールドで選手の成績が決定される。


質問②:クライミングの中止=アテンプトの終了ゆえに、今まな板の上にのっている場合のクライミングの中止は?

競技ルール4. 10 アテンプトの終了
4. 10. 1 選手は以下の場合、完登と認められない。
g)クィック・ドローへの規則に従ったクリップをおこなわなかった。


質問③:クリップをおこなわなかったと判定される時点は?

競技ルール4. 5. 5 ルート上でのアテンプト中:
a)選手は、クィック・ドローのカラビナに順番にクリップしなければならない。選手はレジティメイト・ポジションでクイックドローにクリップしなければならず、同様に身体の全てがルートのライン上のクイックドローの下側のカラビナを越えないか、またはルートのラインに沿って戻ることなくクイックドローにクリップできなければならない。「戻る」とは当初の位置から移動する際に、手が両方とも当初のホールドから離れることを意味する。(22)

注(22)この規定は、単にうっかり登りすぎた場合だけでなく、ルーフやトラバースの場合で、通り過ぎてからの方がクリップが容易なセクションの処理も含んでいる。一般にルーフやトラバースでは手が届く限りどこからクリップしてもOK である。ただし、一度クリップできないところまで進んでしまったら、戻ってクリップする事は認められずその時点でストップになる。


 要するに本来なら『クィック・ドローへの規則に従ったクリップをおこなわなかった』時点で『ジャッジの指示によって選手がクライミングを中止(ストップ)』することになる。で、その時点とは、『戻ってクリップする事は認められず』と定められている以上、『一度クリップできないところまで進んでしまった』時点となるのでは?簡単に言って、ルーフやトラーバースの最中に、”クリップできないところまで行ったら、ハイそれまで~よ”

質問④:では”クリップできないところ”とは?

 それは”戻らなければ、もうクリップできないところ”。そして『「戻る」とは当初の位置から移動する際に、手が両方とも当初のホールドから離れることを意味する』。と言うことは、例えば下の写真1の時点では右手はまだ2位の選手がクリップした時に使ったホールドを保持したままなので、この時点でクリップの態勢に戻ったところで両手を当初のホールドから離さない以上、まだ「戻る」ことにならない。しかし写真2のホールドまで進んでしまったら、クリップできるところまで戻るためには両手を当初(その時点で保持している)ホールドから離さなければならないので「戻る」ことになり『ストップ』では?もちろんこの解釈も写真2のポジションからはクリップできないとの前提に基づいているのだが。

質問⑤:クリップをやろうとわざわざ戻ったことは間違い?

 本来なら写真2の時点でアテンプト終了=ゲームアウト。『ジャッジの指示によって選手がクライミングを中止』する以上、間違いもくそもなし。この質問自体、不成立。

 でもジャッジの指示がなかったんだから、行ってしまった者勝ち。それが現実です。なぜジャッジの指示がなかったかは別にして、クリップというロープを使ったクライミングに必要不可欠な行為をする肉体的、または精神的力の余裕がなかった選手に問題ありが、結論かな。
 しかしクリップせずに突っ込むのは大変危険で、今回のコンペでは特にそれを感じさせられました。この点についてはまた別の日に。
管理人2号

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by manabuyuko | 2010-04-03 09:37 | クライミング
高遠の桜

 久しぶりの信濃の国。朝5時起きにて8時着。アイロン掛け、蕎麦、温泉、ビールとメニューをこなし、ただいま相棒熟睡中。起きたら多分二度風呂へGO。桜の名所、ここ高遠、今のところ二分咲きくらい。
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 それからそれから、海がないのに南信州の名物、”塩イカ”かつて”ケンミンショー”にも登場したことあるけど。プチ一人暮らしの息子のお土産は、塩イカ、蕎麦。しかし蕎麦は何と言っても茹でた後に使う水の温度が命。こちらでは手が切れそうな水道水、持って帰ってもぬるくなってるしなぁ・・・
管理人1号
下はスーパーの”塩イカ”コーナーの看板
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by manabuyuko | 2010-04-01 16:32 | 温泉


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