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アジアでの大会
 XiningのWCについてブログで『金曜日の雨に打たれての予選、と思ったらファイナルの熱さ。今回の大会にはすこし苦い思いをさせられた。おまけに太陽の下でのファイナル、セッターはパーミングとブロック・ムーブがやけに好きなようで、決勝ルートの上半分は使われなかった有様。男子決勝は見所なし。でも女子ルートでは上部で競い合いがあって、観客も沸いた』とコメントしていたパチッ。その苦い思いをバネにChuncheonでは優勝。ワールド・ランキングもトップに躍り出たようです。
 また同様にXiningでは準決勝で『ルート取り付き、いきなり最初のリーチの必要なところで落ちそうになる。その動揺で、その後は思うように集中できず。中間部でまたもノン・フットでの遠いムーブ。取ったと思った小さなホールドが手から抜けて』決勝にも残れなかったラモネッ、Chuncheonの大会では準決勝では断トツで最高地点に到達したのですが、決勝ルートでは団子ポイントで捕まったようです。でも準決勝の成績のお陰で2位。ワールド・ランキングも2位。
 コンペにはセッターの采配、サジ加減で結果が決まってしまうという人為的な不条理さが付きものですが、このそろそろ三十路の2人にはより一層の声援を送りたいところです。
管理人2号

 追記:中国と韓国でのWCリード競技2戦、共に開催場所は屋外。パチッが言うように中国では予選は大雨。また韓国では2日目の準決勝が、ラモネッのブログによれば雨のため1時間遅れでの開始(女子準決勝はこの日にできず。翌日3日目に持ち越し)。共に雨の影響を受けているようです。雨の少ないところならまだしも、アジアでの大会は屋内でなくっちゃとは思いますが。
by manabuyuko | 2010-08-30 17:55 | クライミング
Juste parce que la passion de la grimpe se partage!
 クライミング・ワールドカップ・女子ボルダー競技で最後まで年間優勝の座をめぐり熱い戦いを繰り広げていたうちのひとり、ベルギーの女性クライマー Chloé Graftiaux (クロエ・グラフティオー)がモンブランのプトレイ山稜ノワール針峰で墜死。登攀を終え下降中、あえてロープを結ぶまでもないようなところで落石に打たれ掴んだ岩が剥がれて、そのまま600mほど墜落しての結果だったようです。享年23才。最近のスポーツクライミング(?)と言えば、もっぱらインドアでリード、ボルダーを問わず樹脂製のホールドをつかんでの行為を意味しそうですが、彼女のようにオールランドにわたりクライミングを実践していたクライマーの死は、大変残念です。
 だから山登り、アルパインは危険で、インドア・クライミングは安全なんだ、ということでもありません。ダラリン&ギロチン・ビレーを筆頭に危険な状況を見抜けないお粗末な想像力のインドア・スポーツクライマーもたくさんジムで見かける一方、モンブランを見ても『なんか有名な山みたいです』としかコメントできない健全なるスポーツクライマーなどなど。まあ各自がそれぞれのクライミングを楽しめばいいのでしょうが、なにか貧困さ、薄っぺらさをそこに感じてしまうのは私だけでしょうか。
 アルパイン・クライマーだったとしても、決して競技スポーツとしてのクライミングも否定することもなかった彼女、幅広くクライミングを堪能していたことでしょう。
管理人2号

by manabuyuko | 2010-08-24 16:02 | クライミング
Walking the Amazon

 この世界いろいろなところで歩いている人がいます。上は、最近歩き終わった人のHP。ペルーの大平洋岸から歩き始め、アマゾンの源流域を通って、その河口(大西洋岸)まで。彼の歩いた日数がなんと860日。アマゾンは川ですから、カヌーでの川下りは時々耳にしますが、この歩いてアマゾン川を下ったのは彼が人類で最初の人のようです。2008年の4月2日から歩き出して総歩行距離6500km。北海道の最北端から鹿児島の最南端までが大体3000Kmと言われますから、まあ北海道の宗谷岬を出発して、またそこに戻ってくるような距離なのでしょう。
 それよりも虫に刺されたところ総計50000ヶ所。こっちの数のほうが恐ろしい。そりゃ何と言っても熱帯雨林を歩いて通過するんですから。例えばジャングルの真っただ中ではなかったにしても、ゴールを目前にした夜なども、疲労困憊で道わきで仮眠した際に、強烈な痒みに襲われ(たぶん虫刺され)救急車まで呼ぶ騒ぎになったようです。でももちろん救急車は来なかったようですが。これを書いているだけでも、痒いのには超弱い私は、体のあちらこちらが痒くなって来ます。なにか歩く辛さに耐えるよりも、痒さに耐える旅のように感じてしまいます。いずれにしても、すごい。
管理人2号
『人間はなんでそんなことをするんですか』サルより
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by manabuyuko | 2010-08-10 21:48 | 日常&雑
やはり違う

 狭いクライミング界だとしても、そこで名を残した人はやはり一味違うようです。今日日やはり定年退職しても、その後(?)の老後が心配だからとなんとか再就職して働き続けるのが普通でしょうが、それを蹴って旅に出るなんて、素晴らしいの一言です。人生50年の峠を過ぎたら、いつ何があってもおかしくありません。世のオヤジ殿、むしろ定年まで待たずに旅にでようではありませんか!でないと終わってしまいます。まあ、普通の人にはできないから、こういう人を見て感激するんでしょうが。いずれにしても、ひそかにエールを送ります。
管理人2号

by manabuyuko | 2010-08-06 16:45 | 日常&雑
クライミングは単純にあらず
 去年で20回を数えた伝統のセール・シュヴァリエ・マスター大会。21回目の今年はすぐ隣のブリアンソンに会場を移し、来年のワールド・カップ開催予定地としてのインターナショナル・オープン大会。絶好調で挑んだラモネッも、3位にはなったといえ、今回の成果には少々満足できていないようです。自分の身長の低さ、リーチ不足をあまり語らない彼も、自身のブログの中で『ロング・リーチが必要で、背の高いクライマーには簡単なルートだったが、自分にはかなり不利だった』とコメント。



 ビデオは2位になった地元フランスのManuel Romain(マニュエル・ロマン)のクライミング。(なんとかラモネッのビデオを見たくて網を張っているんですけど、地元フランス人じゃないから、なかなか難しい。)いずれにしても下の写真はラモネッがタッチで終わったホールドをスタティックに取るマニュエルのムーブ。Planet Grimpeの記事によれば、『左足が下過ぎてスタティクに行けないと判断したラモネッは、飛びつき。しかしホールドを保持できず、フォール。』もちろん遠ければ飛びつくラモネッ。でも今回はマニュエルの腰あたりにある左手が保持するホールドはアンダー。アンダー・ホールドから飛びついても、距離を稼げないのは容易に想像できます。一位になったセドリックも、このマニュエルも、ラモネッがタッチで終わったホールドを保持し、次のハリボテの上のホールドにさわって落ちています。Planet Grimpeの記事は『ここさえ抜けたら残りのパートはラモネッにとって簡単だったはず』なんて続けてますが、なんか匂うなと言ったら…もちろん邪推です。
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 以前スペインのルート・セッター、パチッ・アロセナが言っていたように『特定の選手が不利にならないようなルート作り』が行われないと、選手の力を公平に測れないでは。まっ、こんなことはよくあるだろうし、殺し文句「いいじゃん、順位ついたんだから」がありますが。
 また、もちろんボルダー系、カチ系、持久系で得手不得手があって、ボルダー系の選手が持久系のルートを前にして、「このルートは俺にとって不利だ」と言うシーンもあるでしょうが、不得意はトレーニング(努力)で克服できることですが、リーチ(伸長)は努力しても伸ばせません。そこに大きな違いがあります。
 ひょっとしたらクライミング、そもそも公平に競い合える競技スポーツじゃあなかったりして。でもやっぱり下手は上に行かない。
管理人2号

by manabuyuko | 2010-08-02 22:47 | クライミング


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