写真のクライマーは念願の課題(8C)を初登し岩上で天を仰ぐ
ナッチョ・サンチェス。ルート名は"Insomnio"「不眠」。このルートのことを考えて眠られない夜もあったことが、容易に想像できます。成功するには何が必要かって?才能?鍛錬?献身?
ビデオの中で直向きにトレーニングに励む彼の姿を見て考えてください。
余分なことだろうけど、ちょっと感じたことを。最近、ボルダーにしてもリードにしてもクライミングをする子供、少年少女が増えつつあるけど、やってる年数、環境の割にはあまり伸びてこない子も目にしないこともない。もちろん何事も皆が皆うまくなるわけでもないけど、そんな子供たちの登る背中を見ると"
鯛たい"が見えないような気もする。『うまくなり"たい"』、『(このルートを)登り"たい"』の、"たい"がね。
おじさんおばさんは、この"たい"があっても肉体がついてきてくれないのだが…。
管理人2号