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クライミングの最高のパフォーマンスがオン・サイト(初めてのルートを一回目のトライで完登すること)とすると、次点はレッド・ポイント(何回かかってもいいから、とにかく完登すること)。
このレッド・ポイント(赤点)という言葉が使われ出したのは、ある一人のドイツ人クライマーがトポにある自分が登れたルートを赤い丸でマークし出したことによると言われている。その人の名はKurt Albert(クルト・アルベルト)。 かの故ヴォルフガング・ギュリッヒのパートナーとしても活躍した彼が、先週末ビア・フェラータ(岩山に設置されたワイヤーや鉄梯子を登るスポーツ)の最中に18m墜落。生死の間を彷徨っていましたが、ついに亡くなったようです。享年56才。 基本的に絶えず安全確保のためのワイヤーに自己確保しながら登って行くビア・フェラータ(ヨーロッパではルートの難易度にもよるが子供も楽しむ山岳スポーツ)での歴戦のクライマーの事故。正確な使い方ではないですが、いわゆる”魔がさした”ということなのでしょうか。 今はタイトルは思い出せないですが、あのベン・ムーンとかジェリー・モファットが登場する 管理人2号
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by manabuyuko
| 2010-09-29 18:59
| クライミング
9月15日から18日にオーストリア(リード競技はイムスト市、ボルダー競技はインスブルック市)で行われたクライミング・ヨーロッパ選手権のビデオ。
ビデオは編集で印象を創り出せるものですが、会場の盛り上がりや感動、決して絵だけではないでしょう。 ヨーロッパの観客、立って見てます。そのあたりにも彼らの強さあり?個人レベルででも、もう少し大きいレベルででも、小さくても、やはり強く、大きくならないとだめですね。 管理人2号
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by manabuyuko
| 2010-09-29 09:11
| クライミング
![]() 秋本番を前に雨後の茸ではなく、雨後の筍のように、どちらかと言えばコンベニエントなボルダー・ジムは相変わらずあちらこちらに出来ているようですが、やっぱり「大きさ」も必要でしょうね。「いろんな壁を登れなくっちゃ」という言葉も、ほとんど苦し紛れに聞こえます。 さて、そんな大きな壁で行われたワールド・カップ(リード競技)ベルギー・プールス大会、男女共に一番小柄な(ラモネッは絶対、キム・ジャインはそのうちのひとり?)選手が決勝ルートで最高到達地点をマークして優勝。この2人も立派ながら、背が低くても登れるルートを設定したセッターにも、もちろん拍手。 ヨーロッパの大会、決勝は時差の関係で日本では夜半過ぎになってしまい、なかなかライブ中継を見ることができませんが、世界は広し。奇特なマニアは必ずいるようです。下はラモネッとジャインの決勝での登り。これだけだと他の人がどこで落ちたのかわかりませんが。 管理人2号 *実際は、決勝ルートでは2位のヤコブ・シューベルトとラモネッの到達高度は同じですが、準決勝で完登しているラモネッがカウント・バックで優勝。ラモネッの準決勝での完登シーンはライブ中継で見ましたが、圧倒的な強さを感じさせられました。 ▲
by manabuyuko
| 2010-09-26 20:15
| クライミング
タイトルは、前回は2004年だったから6年ぶりに先日のオーストリア・イムストでのヨーロッパ選手権リード競技で優勝したラモネッの言葉、『ホールド間隔に平均身長を考慮すべき』。
同じインタビューの中で『ほとんどのクライマーが背が高いからといって、背の低いクライマーのことを考えずに、彼らが飛びつき続けなければならないルートを設定するのは、全くの横暴。遠かったら飛びつけばいいなんて言う人もいるけど、飛んだところで物理的に不可能な時もある』とも言っています。 今回のヨーロッパ選手権リード競技決勝ルートを見上げた時、彼は”Se me cayó el mundo encima”(⇒世界が自分の上に落ちて来た⇒)『どうしようもない、お手上げ』と思ったそうです。それほど半端でないほどホールドとホールドが遠く、中継できるようなお助けホールドも一切ないようなルートに見えたようです。 しかし『決して諦めることなく』登り続けた彼、粘りのクライミングで最終ホールド・タッチでの優勝。その不屈の闘志に脱帽です。もちろん背が低い(足が短い)ので、上のホールドに手が届きさえすれば、下の手が押えるホールドまで足が上げやすいという見方もできますが、届かないかもしれないなどは考える必要もないアダムに比べたらハンディが大きいのは言うまでもないこと。 さて土曜日の夜にオーストリアから帰って来たラモネッ、翌日日曜日は早速、外岩へ。マルガレッフの岩場で、一日で3本のプロジェクトの初登に成功( 8c/+、8c+、8b+)。ついでに『ボロボロになった指皮で』8bのルートをRPして家路についたそうです。 優勝してもその勝利に酔いしれることもなく(また自分が望んでいた結果を残すことができなくても反省なんかせずに)、登り続ける彼。やっぱ、そこにクライマーとしての原点があるのでしょうね。 判官贔屓 追記:”百聞は一見に如かず”を実行したい方は、ココへ。一放映分あたり、£1 ![]() ▲
by manabuyuko
| 2010-09-21 22:44
| クライミング
![]() ![]() 日本人にも馴染みが深いオーストリア・イムストのクライミング・ジムに新しく造られた外壁。いや~迫力が違います。うん、屋外!?使えるシーズン限られそうだけど...、まっ、でかいからいいや。 さてリードとスピードの競技はこの新設の壁を使って行われるクライミング・ヨーロッパ選手権。もちろんライブ中継(無料)もバッチリ。ただしプログラムには注意。 でもオーストリア、もう寒そう。それに空には黒い雲も。リード競技の準決勝と決勝がある明後日の天気は、さていかに。 管理人2号 ![]() ▲
by manabuyuko
| 2010-09-15 22:36
| クライミング
韓国のポータルサイト「Daum」運営の動画共有サイトに、Chuncheonで行われたWCリード競技のビデオ複数あり。ただしかなり重くて事実上見られないビデオもあります。
男子決勝で1位のパチッと、2位の長身アダムと背の低いラモネッ(もう一人の2位AMMA君のビデオは数日間試みたけど全然先に進まないほど重くて、まだ未視聴)の勝敗を分けたのは左足の位置の違いだったように見受けられます。中国から韓国への連戦アジア・ツアーの時、実は絶不調だったパチッ。『一手一手のみに集中し全力を尽くすことにかけた』ようですが、その開き直りが幸いしていたのかもしれません。クライミング、特にコンペではメンタルが肉体のコントロールに果たす役割は、偶然の流れも含めて、大きい?まあ勝負事一般にメンタルはキーとなるのでしょう。もちろん最初に力がないとお話にならないですが。 管理人2号 ![]() ▲
by manabuyuko
| 2010-09-10 20:59
| クライミング
『百聞は一見に如かず』の国、中国での大会、やはり百聞は一見に如かずに限ります。8月下旬に中国であったWCリード競技のビデオです。
HP上ビデオ画面右の”播放列表”の1番から28番までは自分で取ったビデオで、決勝の模様はテレビ放映された映像をキャプチャーしたもののようです。『这是男子决赛实况录像』は多分そんな意味でしょう。世界のいろいろなところにマニアはいる? でも欧米系の人には、このHPなかなか探せないのでは。漢字知ってて良かった。 管理人2号 ![]() ▲
by manabuyuko
| 2010-09-07 22:16
| クライミング
![]() 今年こそはまだ一度も手にしたことのないWC年間優勝を目指すラモネッ、リーチ不足はどうしようもないからこそ、取り溢しのないようにトレーニングに励むのでしょう。 管理人2号
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by manabuyuko
| 2010-09-03 19:23
| クライミング
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